雪   太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。 二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ。 『測量船』 『測量船』(そくりょうせん) は三好達治の詩集。達治の処女詩集で39編の詩を収録 ..

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冬の長門峡 長門峡に、水は流れてありにけり。 寒い寒い日なりき。 われは料亭にありぬ。 酒酌みてありぬ。 われのほか別に、 客とてもなかりけり。 水は、恰も魂あるものの如く、 流れ流れてありにけり。 やがても密柑の如き夕 ..

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 われ男の子    われ男の子意気の子名の子つるぎの子詩の子恋の子あゝもだえの子 —-  われをのこ いきのこなのこ つるぎのこ しのここひのこ あゝもだえのこ <まず、私は男子である。 前向きに生 ..

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旅 上 萩 原 朔 太 郎 ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背廣をきて きままなる旅にいでてみん。 汽車が山道をゆくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことをおもはむ ..

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第1章 ダビデの子 ヱルサレムの王 傳道者の言 傳道者言く 空の空 空の空なる哉 都て空なり 日の下に人の勞して爲ところの諸の動作はその身に何の益かあらん 世は去り世は來る 地は永久に長存なり 日は出で日は入り またその ..

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